タロットの絵柄の解釈とリーディングポイントを分かりやすく解説していきます。
今回は、 ペンタクルのナイトのカードです。
それではいってみましょう!
ストーリー
引用:Wikipedia(File:Pents12.jpg)
story
大きな黒い馬にまたがった騎士。ペンタクルを持ち、視線は少し先を見ています。
周りには整備された農園が広がっています。
ストーリーの解釈
ペンタクルのナイトの視線が少し先にあるのは、これまでの実績を元に、今後どのようにその実績活かしていこうかと、未来志向で物事を考えているためです。
壮年期に入り、少しずつ仕事での成果が出るようにもなってくると仕事が面白くなってきます。一方で、あまりにも仕事熱心になると、恋愛や家庭に意識が向かないこともあります。ペンタクルのナイトは、そのような勤勉で真面目、誠実な人物を示唆しています。
キーワード
勤勉、真面目、誠実
リーディング例
早見表
正位置 | 逆位置 | |
恋愛・結婚 | 誠実な人と出会う 初恋の人と縁がある 結婚して家業を継ぐ |
その場のノリで遊ぶ 倦怠期 結婚するか迷う |
仕事 | 子弟関係 伝統を守る仕事 体制を整備する |
一つの考えに固執する 努力不足を痛感する 決断力がない |
お金 | コツコツと貯金する お金の使い方を考える 節約を心がける |
無計画な出費 つい楽しいことにお金を使ってしまう 飲み代に消える |
対人関係 | 信頼できる仲間 仕事を通じていい関係を保つ 大人になってからの友達 |
自分の殻に閉じこもる 新たな出会いを億劫に感じる 自己開示を苦手に思う |
正位置
仕事の幅が広がりこれからどんどん面白くなっていきそうです。
責任感が強く周りからの絶大な信頼を得ています。
人が嫌がることを率先して取り組む姿勢は、やがて評価や称賛を得るようになるでしょう。
逆位置
慎重すぎるが故に決断力に欠けるところがあります。運を掴むにはスピード感を持って決断することも大切です。
一つのやり方にこだわりすぎていませんか。違うやり方も探してみましょう。
「こうあるべき」を強く持ちすぎると、自分がしんどくなってしまいますよ。肩の力を抜いて気楽に。
いかがでしたか?分かりやすく簡潔にご紹介いたしました。
次回は小アルカナカード、ペンタクルのクイーンをご紹介いたします。
ぜひご覧ください!
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