蠍座の誕生日は10月24日~11月21日ごろで、太陽が蠍座の領域に入っているタイミングに生まれました。
蠍座の基本的な性格
蠍座は、物事の本質を深く探り、自分が納得するまでとことん追求します。感受性が強く、環境、人の表情や声色、場の空気感などノンバーバルな情報で状況を察知することができます。一方で、周囲の影響や刺激を受けすぎないよう、心のバリアを張りがちでもあります。自分の気持ちを周囲にさらけ出さないことで、周りからは自己開示をしない人であったり、秘密主義というような捉え方をされる場合があります。しかし蠍座、は心を許した人へ示す底なしの愛情や、大切にしている事柄に対する情の深さは12星座イチといえます。神秘的な立ち振る舞いで、人を惹きつける不思議な魅力をもっています。
蠍座の生まれもった使命
続いて、蠍座はどのような使命をもって生まれてきたのか、属性と守護惑星の観点からみていきましょう。
蠍座の属性
エレメント、クオリティ、ポラリティといわれる属性をもとに読み解いていきたいと思います。なお、エレメント、クオリティ、ポラリティってなんぞや?という方はこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
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蠍座は、深い探究心と洞察力で、物事の本質を捉えることに長けています。表面的な解決策を嫌い、根本的にどうすれば最善かを常に考え、全力投球します。しかし思考の深さゆえ、よほどのことがない限り考えを周囲に打ち明けることはしません。
蠍座は、エレメントは水、クオリティは不動宮、ポラリティは女性宮に属しています。水のエレメントと不動宮がイメージするものは、人が立ち入ることのない森の中にある大きな湖。また、女性宮には内向性の意味があります。悠々と水をたたえる湖の深さと神秘性は、まさに蠍座のイメージそのものです。
蠍座の守護惑星(支配星)
蠍座の守護惑星(支配星)は冥王星と火星。冥王星は大きな変革を表し、火星は成し遂げるエネルギーを表しています。「破壊と再生」「天と地」というような物事がまるっきり変革し、新たな世界を広げる性質を意味します。
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このようなことから蠍座は、大きな目的を達成するためならば、自分自身の犠牲すらいとわないと思うほどの情熱を秘めています。どんな逆境も味方に変え、より素晴らしい世界を描くことが使命なのです。
蠍座の人間関係
蠍座は、周りや社会状況に合わせて柔軟に対応し、人間関係を築いていきます。同じ場所で維持し続けることよりも、新しい環境や人間関係を築くことを選択し、尊敬と敬意を軸に自分と周りをアップデートしていきます。何かに出会い、感銘を受けることが蠍座にとっての喜びなのです。しかし、ソウルメイトだとばかりに深く関わり過ぎてしまうと相手に依存してしまったり、反対に相手が許せなくなったりしますので、どこかできちんと線引きをし、自分と相手は違うということを認識しておく必要があります。周囲との繋がりを大切にし、その中で大きな変革を試みる蠍座を、周囲は魅力的な人間だと感じます。
GOOD
- 感受性が強い
- 探究心
- 洞察力がある
- やると決めたら徹底する
- 魅力的
MORE
- 猜疑心
- 嫉妬心
- 内面を隠す
- 極端な考え
蠍座の恋愛傾向
蠍座は、パートナーを深く長く愛します。自分の全身全霊を込めて、パートナーと深いところで繋がろうとし、本当の愛を体現しようとします。しかし、相手に深く入りこむがゆえに相手にも同じことを求めてしまい、嫉妬や束縛が強くなってしまうことも。パートナー以外にも家族、友だち、趣味など自分の感情を分配させる何かをもつことを意識して。結婚後は家族を愛する良き夫や妻となります。
蠍座に向いている職業
深い探究心、洞察力を活かせる仕事が向いています。神秘的な魅力を強みにするのも良いでしょう。研究職、ジャーナリスト、ライター、医師、心理カウンセラー、占い師などが挙げられます。