いくつになっても夢中になれるものがあるのは素敵です。何より成功している人、お金持ちになった人はみんな、0-1フェーズでは1点集中で大量に行動をしています。
やりたいことはたくさんあるけど、なかなか行動に移せない。
やりたいことばかりで何から手をつければいいかわからない。
そう思って、いろんなことにチャレンジしてはみるもののどれも長く続かない。そんなことを何回も繰り返しているうちに、自分に三日坊主のレッテルを貼ったり、どうぜ続かないんだからと、チャレンジすることさえやめてしまったり。
でも、なんだかずっとくすぶってる。。。
今回は、そんな状況を打開したい人にぜひ実践いただきたいワークをご紹介します。
やりたくないことを洗い出そう
やりたくないことを洗い出す目的は、自分が本当にやりたいこと探すためです。
すでにやりたいことは分かっているのに、なぜわざわざやりたくないことに目を向けないといけないのかって思っちゃいますよね。(わかります)
そうなんです。本当にやりたいことが明確になっていて、やらずにいられない心の状態となり、今まさにタスクとして大量に行動している人であれば、このワークは必要ありません。しかし、やりたいことはあるけど行動に移せていない人は、ぜひこのワークをやってみましょう。
なぜなら、あれもこれもと考えているうちに、あなたがやりたいと思っていることの中に、本当はあなたにとってやりたくないこと、あるいは、今やらなくていいことを含んでいる可能性が高いからです。
この記事を読んでくださっているということは、現実にギャップを感じているからだと思いますので、思考をパーツに分けて少し整理してみましょう。
やりたくないことの洗い出し方
まず紙とペンを用意します。パソコンやスマートフォンのメモ帳などではなく、私は紙とペンをおすすめします。行と列が決まっているツールで書くよりも真っ白な紙の方が、脳内の状態を引き出しやすいですし、何よりも文字を書くという行為は思考とリンクするからです。
やり方はいたって簡単です。とにかくあなたがやりたくないこととを思いつくまま書いてください。たとえばこんなこと。
やりたくないこと
- やりたいことを我慢すること
- 融通の利かない組織の中で働くこと
- 言いたいことを我慢して働くこと
- 毎日通勤で電車に乗ること
- 会社の飲み会
- いい人でいること
- 気分屋の相手をすること
- 評価ばかり気にする上司と働くこと
- 文句しか言わない部下と働くこと
- 頭の悪い人と会話すること
- 時間、お金に縛られること
- 人の顔色を伺うこと
このように、多少辛辣になってもいいのでやりたくないことを思いつく限り思いのまま書き出していくことが重要です。
やりたいことに気づくための考察
次に、やりたくないことを洗い出したら、やりたくないと思っていたことを「仕事」「お金」「家族」「健康」の粒度でカテゴリー分けしていきます。
例の場合は、ほとんど「仕事」に関することばかりでした。
すなわち、私は仕事を一番重要視しているということ、そして、仕事でやりたいことと現実にギャップがあるのだと気づくことができました。
ここまできたらあとは爆速で理解が進みます。
優先順位がカテゴライズされ明確になったので、どのカテゴリーに注力、集中すれば良いかがわかりました。また、会社員として働き続けるのか、独立するのかという判断もつけやすくなります。もし、会社員として働き続けるのであれば、洗い出した項目に対して一つ一つ考察していけば良いですし、独立するという判断をするのであれば、手放すための準備をすれば良いのです。
自分の思考を細分化するのワークは、自分が重要に捉えているもの、またその判断基準が明確になります。結果として、自分のしたいことに一点集中できるようになるのです。