"ある"にフォーカスするとビジネスで成功したり、お金が入ってくるようになるとか、"ある"ものに感謝すると引き寄せが働く、というような話を、一度は見聞きしたことがあるかといます。
なんで"ある"にフォーカスすると、成功やお金が手に入ったり、なりたい未来を引き寄せられたりするんでしょう?
分かるような分からないような。。。「うんうん」と説明を聞くことはできても、じゃあ、誰かに説明してみてって言われたらできないかもしれない。。。
インプットはできるけどアウトプットはできない。私自身が実際、こんな気持ちでした。
でも、よく分からないものって、ちゃんと使えないと思うんです。
だから今回は、なぜ、"ある"にフォーカスすると、成功やお金、自己実現を引き寄せられるのかについて、腹落ちできるレベルまで落とし込んでいきたいと思います。
もしこの記事を読んで腹落ちいただけたら、ぜひ、1回きりではなくブックマークして100回くらい読み返して、潜在意識に擦り込ませてくださいね。
前提となる宇宙の法則
まずは前提として、
物理的に行動すること状況は変化する
物理的に行動しなければ状況は変化しない
という法則があります。これは宇宙の法則とも言える法則です。また、九星気学でも「吉凶 動より生ず」という言葉があり、行動することでのみ状況=現実が変わります。
それでは、"ある"にフォーカスした場合と"ない"にフォーカスした場合では、行動にどのような影響を与えるのか深掘りしていきます。
例えば、あなたは3,000円を持っています。そして「お金持ちになりたい」と思っているとしましょう。
想像してみる
"ない"にフォーカスした場合
最初に"ない"にフォーカスした場合をシュミレーションしてみましょう。
お金持ちになりたいのだけども、お金が3,000円しか"ない"ので、節約しないといけない。必要最低限だけ使うようにして、もっと働かなければいけない。
きっと、こんな気持ちになるのではないでしょうか。そうすると打ち手として、節約しながら、残業や副業など仕事を増やす行動を取るのですが、あなたは脳に「〜しなければいけない」という強制・命令を出していますので、「本来であればやりたくないことを強制的に自分に科した」という状態になります。
さて、このような心理状態で、あなたが望むだけのお金は得られるでしょうか。せいぜい毎月数万円増やすことしかできないのではないでしょうか。それは望むお金持ちの状態ではないはずです。
"ある"にフォーカスした場合
では次に、"ある"にフォーカスした場合をシュミレーションしてみます。
お金持ちになりたいが、お金が3,000円"ある"。このお金を増やすにはどうしたら良いか。何をすればお金を増やせるだろうか。
こんな風に考えるのではないでしょうか。3,000円を元手に仕入れをし10,000円で売れる商品はないか。であったり、最初はもっと安全にと考えるなら3,000円のうち200円を仕入れに充てて、1,000円で売れるものはないか。というようなアイデアが浮かぶでしょう。
そして、その思考には一切の強制・命令がありません。つまり、まるでゲームや遊びに没頭する子供のように高い意欲を持った状態で行動を起こすことができるのです。
この"ある"にフォーカスすることは、やる気を起こさせ、心にガソリンを投入します。そうすると満タンな状態で行動ができるようになります。それによって結果を得ることができると脳はまた"ある"を見つけて、そしてどんどん"ある"を増やしていくのです。
海岸でワクワクしながら綺麗な形の貝殻を探すときのように、あった!またあった!というような具合にです。
なぜ”ある”にフォーカスすると成功やお金が手に入るのか
"ない"は、その先にある行動に、強制、禁止、抑制を伴わせます。
"ある"は、その先にある行動に、許可、解放、活性を伴わせます。
また、思考を現実化させるには、意欲的で継続した行動が必要不可欠です。行動によってのみ現実は変わるため、"ある"を深堀りしていくことによって、あなたの望む成功やお金を手にいれることができるようになるのです。
人って結局、自分の思うとおりにしたい生き物で、行動のプロセスを細分化すると、
思(心)
↓
考(頭)
↓
動(実)
のサイクルでしかないんですよね。
"ある"にフォーカスと、「心」はプラスの感情を「考」にインプットし、「考」は「動」を促す。
結果として、ビジネスで成功する、お金を稼ぐことができるのです。