牡牛座の誕生日は4月20日~5月20日ごろで、太陽が牡牛座の領域に入っているタイミングに生まれました。
牡牛座の基本的な性格
牡牛座は穏やかでおっとりしています。柔らかい雰囲気で、人に優しく接することができる人。相手に合わせて柔軟に立ち振る舞うタイプですが、意外と頑固な一面もあり譲れないプライドをもっています。また、勢いに任せて進むことはしない慎重派。主観と客観のさまざまな角度から材料を揃えたうえで、落ち着いて判断をします。ちょっとやそっとのことでは諦めない忍耐力も兼ね備えています。ネガティブな感情はあまり表現しませんが、腹の中では怒りを抱え込んでいる場合もあります。
牡牛座の生まれもった使命
続いて、牡牛座はどのような使命をもって生まれてきたのか、属性と守護惑星の観点からみていきましょう。
牡牛座の属性
エレメント、クオリティ、ポラリティといわれる属性をもとに読み解いていきたいと思います。なお、エレメント、クオリティ、ポラリティってなんぞや?という方はこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
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牡牛座の特徴といえば、安心感、安定感がありどっしり構える、いわば母なる大地のような存在です。それでは、なぜそのような特徴を持っているのか詳しくみていきましょう。
牡牛座は、エレメントは地、クオリティは不動宮、ポラリティは女性宮に属しています。地のエレメントと不動宮がイメージするものは、そびえ立つ大きな山や広大な丘。また、女性宮には内向性の意味があり、包容力を兼ね備えた大地のような存在です。トップに立ってバリバリこなすよりは、困っている人の助けになったり、ときには誰かのメンターのような存在であったり、優しく大きく包み込むような愛情の持ち主です。
牡牛座の守護惑星(支配星)
牡牛座の守護惑星(支配星)は金星。金星は愛情や喜びをあらわす惑星です。人との縁を繋ぎ、天性の力で優しい世界を築いていくことができます。また、生まれながらにして、金銭的、物質的に恵まれている人もいます。
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このようなことから牡牛座の使命は、現実を見据えながら自己成長を遂げ、身につけた実力で周囲に幸せを与えること。急激な変化を好まず、じっくり進むことで、中長期的目線で腰を据えて物事を進めていくことができる戦略家なのです。
牡牛座の人間関係
牡牛座は、自分のペースを守りつつ、周囲と穏やかに関わり合いをもつタイプです。自分が身につけたことや学んだことを軸に、周囲にも共有したり還元したりしていきます。誰かの役に立つことで自己肯定感があがり、周囲からはとても親切な人だというイメージを持たれています。深く狭くあまり変化のない環境を好みますので、古くからの友人を大切にしたり、一度受けた恩は忘れないなどの義理堅いところがあります。一方で、人が入れ替わり立ち替わりするようなコミュニティは合いません。
GOOD
- 堅実
- 適切な金銭感覚
- 忍耐強い
- 家族思い
- しなやかさ
MORE
- 頑固
- 用心深い
- 保守的
- 表現下手
牡牛座の恋愛傾向
牡牛座は、時間をかけて恋愛を育みます。相手の「人となり」を把握してから付き合うタイプです。また、付き合い方もとても誠実で、自分から相手を裏切るようなことは決してしません。また、片思いの場合は何年も一途に一人の人を思い続けたり、ふと初恋の人を思い返しては切ない気持ちになってみたり。慎重さがゆえに恋愛経験は少なめの傾向にありますが、結婚という視点で考えると、パートナー選びに狂いはないでしょう。
牡牛座に向いている職業
牡牛座は、すでに存在するものに対して定点観測をし次の対策を取ったり、品質をチェックしたりする仕事、じっくり作り上げていく仕事、古くからの仕事などが向いているといえます。金融、農業、畜産業、花屋、データアナリスト、作家などが挙げられます。