同会法で運勢をよみ解く【九星気学】

ameno

こんにちは！あめのです。今回は九星気学で用いる同会という手法についてご紹介します。

同会とは

同会とは異なる盤を重ね合わせて、吉方位や運勢、相性をみる手法のことで、九星気学では汎用的に用いられています。また、年、月、日の運勢を同会の観点でみることができたり、吉方位をみたりすることができます。

同会による運勢のよみ方

運勢をよむことには大きく分けてステップがあります。また、年運、月運、日運でそれぞれ運勢をよむことができます。

step
1同会を確認する

step
2本命星と同会している星の相性を確認する

step
3同会の方位に凶意がないか確認する

なお、本命星と重なった星が相生の関係、かつ、暗剣殺、歳破、本命的殺、月命殺、月命的殺の凶意がない場合、同会吉方として用いることができます。同会吉方の場合は、祐気取りの方位として積極的に利用してください。

それでは、おおまかな流れがわかったところで、例として本命星が四緑木星の2023年の運勢をみてみましょう。

step１▶︎同会を確認する

まず最初に後天定位盤（こうてんじょういばん）と年盤を照らし合わせます。下図右側の年盤上で四緑木星は中央に位置しています。そのまま左側の後天定位盤と照らし合わせると四緑木星は五黄土星と重なります。そのため、2023年の四緑木星は五黄同会となります。

step２▶︎本命星と同会している星の相性を確認する

四緑木星は五黄土星は木剋土の関係ですので相剋となります。

こちらの記事で、五行の相性について詳しく解説していますので確認してみてください。

step３▶︎同会の方位に凶意がないか確認する

2023年の四緑木星は五黄同会ですので凶意はついていません。

これらのことから、以下のような運勢をよむことができます。

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2023年の四緑木星は五黄同会のため、勢いはあるが八方塞がりの時期となります。うまく進まないときは、これまでを振り返ってみたり、やり方を見直してみるのも良いでしょう。周りの意見を聞きつつも、むやみに流されないように。自分軸で平常心を心がけると良いでしょう。また、2023年の同会吉方はありませが、月の吉方位がある場合は用いると良いでしょう。

では、年、月、日別の確認方法をもう少し詳しく解説します。

同会からよみ解く運勢

九星によって示唆するキーワードは異なります。本命星がどの九星と同会しているか、本命星と同会星との相性はどうか、本命星が同会している方位に凶意はあるかなど複合的な観点でみていきますが、ここでは九星が守備する方位と示唆するキーワードを解説します。