タロットの絵柄の解釈とリーディングポイントを分かりやすく解説していきます。
今回は、 ワンドのペイジのカードです。
それではいってみましょう!
ストーリー
引用:Wikipedia(File:Wands11.jpg)
story
赤い羽根のついた帽子を被り、サラマンダーが描かれた大きなマントを羽織った若い男性が砂漠の真ん中で、大きなコン棒(ワンド)を掲げています。
顔つきは晴れやかで、この長い旅が彼にとって素晴らしい旅であることを物語っています。何かを成し遂げたり、あるいは何かを得ることができると確信しているのでしょう。
古代ヨーロッパ時代、サラマンダーは炎の中でも生き延びることができるという迷信があり、パラケルススというスイス出身の医者が、「妖精の書」という作品の中でサラマンダーを四大元素である火地風水の「火」を司る精霊として描きました。
ストーリーの解釈
ワンドのペイジは若々しい可能性と未熟さを示唆しています。また、羽つきの帽子と大きなマントは旅人を表し、事柄が始まることを示唆しています。さらに、背景の砂漠とピラミッドは、故郷を離れ旅路にいることを表し、状況や環境が変化していくことを示唆しています。
つまり、まだ荒削りで成熟度はないけれども、これから素晴らしいことが起き、やがて変化が訪れる日が訪れるというメッセージなのです。
キーワード
可能性、良い知らせ、ワクワク
リーディング例
早見表
正位置 | 逆位置 | |
恋愛・結婚 | 気持ちを伝える 運命的な出会い 初恋の相手 |
思いが募る 複数の人を同時に好きになる 打算的に付き合う |
仕事 | 良い知らせがくる 自己主張をする 少しずつ情報が集まる |
期待外れ モチベーションが下がる 就活・転職活動が長引く |
お金 | 臨時収入が入る 商売が軌道に乗る 寄付や募金をする |
資金繰りに苦労する 収入・売上が下がる 貯金に手が回らない |
対人関係 | 素直な気持ちで接する 同士が集まる 建設的な人間関係を築く |
やりたいことを否定される 過干渉 人のことに口を出す |
正位置
無限大の可能性を秘めています。
なんとかなる精神で進んでみると、案外なんとかなるものです。
最初は怖いかもしれませんが、勇気を出して飛び込んでみましょう。
逆位置
周りは良かれと思ってアドバイスをくれますが、話半分で良さそう。
頑張っていない人は、頑張っている人の足を引っ張りたくなるものです。陰口を言われても気にしないで。
自分の意思が隠れてしまっています。自分の心は、一体何をどうしたいのでしょう。
いかがでしたか?分かりやすく簡潔にご紹介いたしました。
次回は小アルカナカード、ワンドのナイトをご紹介いたします。
ぜひご覧ください!
また、他の小アルカナカードについて知りたい場合は、すぐ下にある「小アルカナカード一覧」のボタンを押してくださいね。