タロットの絵柄の解釈とリーディングポイントを分かりやすく解説していきます。
今回は、 ワンドの9のカードです。
それではいってみましょう!
ストーリー
引用:Wikipedia(File:Wands09.jpg)
story
まるで防御壁のような大きなコン棒(ワンド)が塀の上に打ち付けられています。怪我を負ったのでしょうか。男性は頭に包帯を巻き、相手の迎撃に緊張している様子。防御壁は高く、おそらく心配はいらないでしょうが、まだ油断は禁物。最後の最後まで気を抜くことなくやり抜くしかないのです。
ストーリーの解釈
ワンドの9のカードは攻撃力や推進力だけでなく、守備力を問うています。誰しも、先の見通しが不安定なとき、粘り強く取り組まなければいけないときなど、地固めをしなければいけない局面に出くわすことがあります。その時に、どのように考え、どのように対策を取るのかが大切であるとワンドの9は伝えています。
キーワード
長期戦、リスクヘッジ、人事を尽くす
リーディング例
早見表
正位置 | 逆位置 | |
恋愛・結婚 | 片思いが実る 気持ちを伝える 結婚に向けて基盤を整える |
周囲に反対される ライバルが多い 二股をかける |
仕事 | リスク回避策を立てる 異なる業種で副業する 計画を練り直す |
詰めの甘さが露呈する 後先考えず辞める 時代に合わないビジネスを展開する |
お金 | 貯蓄を増やす 金銭関係での冒険はしない 財布の紐が固い |
取り組んでいることがお金にならない 大きな出費があることに気づく 別居や離婚によって出費がかさむ |
対人関係 | どんな人物なのか様子を伺う 簡単には心を開かない 聞き役に徹する |
自分の殻に閉じこもる しつこく付き纏われる 損な役回りになる |
正位置
備えあれば憂いなし。もしもの時に備えましょう。
足元をすくわれないよう注意をした方が良さそうです。
成功まではあと一歩。このまま頑張れば必ず成果が出ます。
逆位置
内心不安でいっぱいであっても、それを表面に出すのは得策ではありません。
失敗は諦めるから失敗なのです。諦めさえしなければ、失敗ではなくそれは挑戦になります。
少し気力が落ちているようです。鋭気を養って。
いかがでしたか?分かりやすく簡潔にご紹介いたしました。
次回は、ワンドの10をご紹介いたします。
ぜひご覧ください!
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