蟹座の誕生日は6月22日~7月22日ごろで、太陽が蟹座の領域に入っているタイミングに生まれました。
蟹座の基本的な性格
蟹座は、とても思いやりがあり、人への配慮を忘れない人。情緒が豊かで女性であれば母性、男性であれば面倒見の良さが際立ちます。相手の感情を読み取ろうとする側面があり、相手が言ったした言葉や、メールの絵文字一つにしても、これはどういう意味で言っているんだろうなどと深読みしたりします。蟹座は、相手との適度な距離があるあいだは、とても頼れる存在なのですが、心を許した人や家族に対しては、甘えやわがままな部分をさらけだすお茶目な一面もあります。また、絆を大切にする姉御、兄貴のような存在ですが、身内と他人、コミュニティの内側と外側というように線引きをする傾向にあり、ともすれば身内重視の思考になってしまうこともあります。
蟹座の生まれもった使命
続いて、蟹座はどのような使命をもって生まれてきたのか、属性と守護惑星の観点からみていきましょう。
蟹座の属性
エレメント、クオリティ、ポラリティといわれる属性をもとに読み解いていきたいと思います。なお、エレメント、クオリティ、ポラリティってなんぞや?という方はこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
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蟹座といえば、なんといっても育む天才です。家族、身内、仲間に対しては、無償の愛ともいえるほど献身的に多くの時間を注ぎ込み、また、苦に感じることもありません。一方であまり親しくない人に対しては決して自分を犠牲にすることはしません。本当は敏感で傷つきやすい蟹座ですので、内と外をきっちり線引きをすることで、ある意味自分を守っているともいえるのです。
蟹座は、エレメントは水、クオリティは活動宮、ポラリティは女性宮に属しています。水のエレメントと活動宮がイメージするものは、大きなパワーをもってして周囲に変化を与える大河。また、女性宮には内向性の意味があります。大きな包容力で周囲を癒し、包み込むような存在です。
蟹座の守護惑星(支配星)
蟹座の守護惑星(支配星)は月。月は自分の内面や気持ちをあらわす惑星です。また、月には古い記憶というメッセージも含まれていますので、思い出をとても大切にする傾向があります。繊細な一面があり、心と体のバランスが崩れてしまうと大きな問題に発展する場合があります。
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このようなことから蟹座の使命は、古きを尊び、新しきを受け入れ、大切なことを後継者へ継承していくこと。万人ではないにしろ、身近な人間の手本となり、精一杯生きる姿を体現することで自分の存在意義を確認できるでしょう。
蟹座の人間関係
蟹座は、自分自身を満たしたうえで周囲との関係を構築していく傾向にあります。これまで親や尊敬する先輩などから得た知識、自分の経験によって得た学びをエッセンスにして、相手との関係を深めていこうします。そのため、どうしても横のつながりよりも上下のつながりが密になり、例えば「先輩後輩だけど、とても仲が良い」だったり、年齢はとても離れていても友達と呼べる相手がいたりとフィーリングが合えば、地位、年齢など関係なく仲良くなるのが蟹座の魅力でもあります。一方で、人に期待しやすいため、その期待に応えない人間がいれば、嫌悪感を示します。
GOOD
- 包容力
- 記憶
- 感受性が豊か
- 親切
- 細やかな配慮
MORE
- 神経質
- 心配性
- 過剰反応
- 影響されやすい
蟹座の恋愛傾向
蟹座は、好きな相手に対してはあれこれと世話を焼きたがります。相手の影響を受けやすく、趣味や興味関心が相手の色に染まりやすかったり、話し方や身振りそぶりまで似てしまうなんてことも。また、パートナーとは時間をかけてゆっくり愛を深めていくタイプです。なお、表面にはあまり出しませんが、相手の一挙一投足を気にしすぎたり、深く考えすぎてしまったりと、敏感で傷つきやすいナイーブな一面があります。
蟹座に向いている職業
面倒見の良さを活かした仕事だったり、想像力、細やかなセンスを活かせる仕事が良いでしょう。例えば、カウンセラー、保育士、家庭教師、調理師、フラワーコーディネーターなどが向いているといえます。