タロットの絵柄の解釈とリーディングポイントを分かりやすく解説していきます。
今回は、 ワンドのキングのカードです。
それではいってみましょう!
ストーリー
引用:Wikipedia(File:Wands14.jpg)
story
ワンドのキングは、サラマンダーのマントを纏い、右手にはコン棒(ワンド)を持ち、ライオンの玉座に浅く腰を掛けています。視線ははるか遠くにあり、次の目標に向けて思いを巡らせているかのようです。足元には、ワンドのキングが示唆する気質を象徴するかのようにサラマンダーがいます。
古代ヨーロッパ時代、サラマンダーは炎の中でも生き延びることができるという迷信があり、パラケルススというスイス出身の医者が、「妖精の書」という作品の中でサラマンダーを四大元素である火地風水の「火」を司る精霊として描きました。
ストーリーの解釈
ワンドのキングの視線は遠く、非常に浅く腰をかけており、今すぐにでも次なる目標へ向かおうとする姿勢を示唆しています。また、中年期で社会的地位があり、経験を積みながらも若々しさと力強さを兼ね備えている人物をイメージさせています。情熱的なマインドで、周りを巻き込みながら、理想を実現させていく力を意味するカードです。
キーワード
明確なビジョン、実行力、情熱、リーダーシップ
リーディング例
早見表
正位置 | 逆位置 | |
恋愛・結婚 | 理想が高い なんとしても恋人になろうとする 尊敬しあえる関係 |
どうせフラれると思い込む 支配的な関係 相手の外見ばかり気にする |
仕事 | ビジネスが大成功する 転職・独立がスムーズにいく 自分が教える立場になる |
受動的に仕事をする 時代に合わないビジネス展開 決断力がない |
お金 | 盤石な収入源を得る 努力が実り稼げるようになる 親類縁者から援助を受ける |
収入がカットされる 不況の煽りを受ける 不安定な家計 |
対人関係 | リーダーシップを発揮する 人生を変える出会い 人から頼られる存在 |
プライドが高い 人の悪いところばかり目に付く 理不尽な出来事 |
正位置
持ち前の知性と感性を活かし、リーダーシップを発揮する機会に恵まれそうです。
ワクワクするような夢や目標が定まるでしょう。パワー前回で進んでいって。
これまでの経験が自信と信用に繋がり、大成功へと導かれます。
逆位置
気が合わない人とは無理に付き合わなくても良いです。そっと距離を置くようにしましょう。
自分はできると過信していませんか。
すぐカッとなったり、イライラするのは、自分だけが正義だと思っているから。相手にも正義があることを忘れずに。
いかがでしたか?分かりやすく簡潔にご紹介いたしました。
次回は小アルカナカード、ペンタクルのエースをご紹介いたします。
ぜひご覧ください!
また、他の小アルカナカードについて知りたい場合は、すぐ下にある「小アルカナカード一覧」のボタンを押してくださいね。