タロットの絵柄の解釈とリーディングポイントを分かりやすく解説していきます。
今回は、 ソードの10のカードです。
それではいってみましょう!
ストーリー
引用:Wikipedia(File:Swords10.jpg)
story
背中に10本ものソードが刺さり、一つの命が終わりを告げています。向こう側には穏やかな海面が広がり、山脈が連なっている様子がうっすらと見えています。
もうすぐ夜が明け、新しい朝が訪れようとしています。
ストーリーの解釈
ソードの10は課題や問題ときちんと向き合うことによって、その課題や問題が終わりを告げることを示唆しています。人生において同じような課題を何度も繰り返しているということは、その課題と向き合っていないからなのです。視点を変えてみたり、やり方を変更してみたり、困難かもしれませんが、きちんと向き合いなさいという暗示なのです。そうすることによって、自己成長を成し遂げていくのです。
大アルカナ、死神のカードにも同様の破壊と再生といったメッセージが込められています。死神のカード解説も見てくださいね!
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DEATH(死神)【タロットの意味】
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キーワード
破壊と再生、課題に向き合う、成長、区切り
リーディング例
早見表
正位置 | 逆位置 | |
恋愛・結婚 | 破局する お互いよく考えた末の別れ 好きな人に恋人ができる |
復縁する 新しい出会いが訪れる 過去のことは忘れる |
仕事 | 大きなトラブルが起きる 始末書を書く 神経をすり減らす業務 |
別の分野にチャレンジする 心機一転 一風変わった副業をする |
お金 | お客様が来なくなる 赤字が続く 支払いトラブル |
きちんと精算する 借金返済 新たな収入の活路を見出す |
対人関係 | 対人トラブルで酷く傷つく 自分本位な言動で周りから人がいなくなる 嫌なことから逃げ出す |
新しい出会いがある 優しい人たちに恵まれる 一歩成長する |
正位置
課題や問題に直面し、状況が行き詰まる可能性があります。
このままではお互いが悪い方向へ進むだけ。別れた方が良いかもしれません。
小手先だけでうまく立ち回ろうとするのではなく、きちんと向き合って。根本的に見直しましょう。
逆位置
これまでの努力が報われるときが近いでしょう。
自分の将来像が明確になりそうです。
新しいことをしようとすると、批判や悪口が聞こえてくることがありますが、気にすることはありません。
いかがでしたか?分かりやすく簡潔にご紹介いたしました。
次回は小アルカナカード、ソードのペイジをご紹介いたします。
ぜひご覧ください!
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