タロットの絵柄の解釈とリーディングポイントを分かりやすく解説していきます。
今回は、 ペンタクルの3のカードです。
それではいってみましょう!
ストーリー
引用:Wikipedia(File:Pents03.jpg)
story
黄色いエプロンを身につけ、工具を手にした男性が、教会の壁画に手をかけた状態で振り向いています。脇には司祭と設計図を手にした人がおり、何やら打ち合わせをしています。また、頭上にはペンタクルが3つ枠組みされていますが、まだ装飾がされていません。今回の仕事は大掛かりで、男性にとって大きな成長の機会となりそうです。
男性はこの教会の改修工事を任されました。それだけ信頼されているという証しなのです。
ストーリーの解釈
ペンタクルの3が示唆するのは「信頼関係」です。司祭が男性に何やら要望を伝えている様子が描かれていますが、司祭は、男性の技術と人柄を信頼し、教会の大切な仕事を任せているからこそでしょう。信頼できない人には到底仕事を依頼するはずはありません。これまでの努力が認められ実績に繋がることでしょう。
また、枠組みだけのペンタクルが天井付近に施されていますが、自分を成長させる大きな出来事を示唆しています。少し大変かもしれませんが、大きな出来事を成し遂げることで、一歩前進することを暗示しているカードでもあります。
キーワード
信頼、価値が上がる、才能開花、大きな重圧
リーディング例
早見表
正位置 | 逆位置 | |
恋愛・結婚 | お互いのことがわかり始める 共通の趣味で繋がる 結婚を意識する |
今は恋愛よりも仕事 心がすれ違う 気が合わない |
仕事 | 後輩・部下に頼られる 会社(ビジネス)が大きくなる 紹介(口コミ)で忙しくなる |
未熟さを痛感する 指導を受ける 周りに認知されていない |
お金 | 大きな報酬 自己投資をする |
利益率の悪い仕事 一時的に支出が増える ギャンブルで散財する |
対人関係 | 信頼関係で結ばれる 昔からの付き合いを大切にする 相手のためにできる事を探す |
自分だけが辛いと感じる 相手を裏切る行為 音信不通になる |
正位置
これまでの努力が実り、大役を任せられそうです。
人に教えることで自分自身の成長も大きく成長します。情報は積極的にシェアしましょう。
お互いの関係がより深まる出来事が起きそうです。
逆位置
出しゃばりすぎてトラブルにならないよう気をつけて。
誰かの事を気にするよりも自己研鑽に集中しましょう。
思いも過ぎれば執着となります。一度手放してみて。
いかがでしたか?分かりやすく簡潔にご紹介いたしました。
次回は小アルカナカード、ペンタクルの4をご紹介いたします。
ぜひご覧ください!
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