タロットの絵柄の解釈とリーディングポイントを分かりやすく解説していきます。
今回は、カップの7のカードです。
それではいってみましょう!
ストーリー
story
青空に雲が湧き上がり、7つのカップに様々なものが掲げられています。シルエットの人物の表情は見えませんが、仕草からは目を輝かせて感激しているような印象を受けます。
ストーリーの解釈
カップの7に描かれている白い雲は、妄想や空想を表現しています。また、カップには透明のお面、ベールをかけられた人、蛇、山の頂に建つ城、キラキラの宝石、ドクロが隠れているオリーブの冠、怪物が掲げられており、人の欲望を示唆しています。何を取捨選択すべきなのか、本当に大切なものは何なのか決断するときであると暗示しているカードなのです。
キーワード
迷い、決断、本質を見抜く
リーディング例
早見表
正位置 | 逆位置 | |
恋愛・結婚 | 理想が高い 気持ちが揺れ動く 複数の人を天秤にかける |
パートナーへの愛情を再確認する 理想の人と出会う 恐れずに気持ちを伝える |
仕事 | 将来を案じる やりたいことと実務にギャップがある 考えてばかりで行動しない |
独立・開業する 攻めの経営方針 焦点を絞って突き進む |
お金 | あれもこれも欲しい 無計画に借金をする 出費が多い |
節約・節制をする 家計簿をつける 贅沢せずコツコツ貯金する |
対人関係 | 人を羨む 周りと比べて一喜一憂する 人の悪いところばかり目に付く |
自分軸で行動する 心から信頼できる人 義理堅い |
正位置
相手が何を考えているのか分からないと思うときは、根本的にコミュニケーションが取れていないときです。
辛い経験は、本当に大切なものに気づくきっかけでもあるのです。
「足るを知る」ことに目を向けてみましょう。
逆位置
これまで温めてきた計画を実行に移す段階にあるようです。
目的が鮮明になったならば、願望を実現するために行動あるのみ。
周りに変な気など使う必要はありません。嫌なことは嫌とハッキリ意思表示したっていいのです。
いかがでしたか?分かりやすく簡潔にご紹介いたしました。
次回は小アルカナカード、カップの8をご紹介いたします。
ぜひご覧ください!
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