タロットの絵柄の解釈とリーディングポイントを分かりやすく解説していきます。
今回は、 ワンドの5のカードです。
それではいってみましょう!
ストーリー
引用:Wikipedia(File:Wands05.jpg)
story
何やら騒ぎが勃発していますが、戦士が戦場で戦っているのではなく、男性同士の小競り合いのようです。彼らが手にするコン棒(ワンド)もごちゃごちゃという感じです。力関係もさほど大差がないため、この場を治めるには知恵と工夫が必要でしょうが、そのことに気づくにはまだ時間がかかりそうです。さて、無事この場を治めることができるでしょうか。
ストーリーの解釈
計画していたことがスムーズに進まなかったり、問題が起きる、あるいは、気持ちの変化などがありそうです。ワンドの5のカードは、一旦リセットしたり、問題に立ち向かうことを示唆し、ときには苦い経験となることも。しかし、それもまた自分にとっては必要な経験であり、未来の自分の糧となるのです。
また、自分の意見が正しいと思うように、相手も相手の意見を正しいと思っています。自分は正しいが相手は間違っていると相手を否定するのではなく、自分も相手も正しいと認め合える関係を構築することが大切ですね。
キーワード
リセット、白紙に戻す、問題
リーディング例
早見表
正位置 | 逆位置 | |
恋愛・結婚 | パートナーと喧嘩が増える ライバルが出現する 親や周囲から反対される |
離婚問題に発展する 会う時間が少なくすれ違いが多くなる 恋愛に興味がなくなる |
仕事 | リスクをとって賭けに出る 強引に進める 社内政治に疲弊する |
提案が受け入れられない なかなか受注に至らない ゆとりが持てないほど多忙 |
お金 | お金で解決する 騙されてお金を失う 予想外の出費 |
収入が安定しない 貯金を切り崩す ギャンブルで散財する |
対人関係 | 意見のぶつかり合い 次から次へと問題が起こる 相手を言い負かそうとする |
信頼していた仲間と疎遠になる 自分から変わろうと努力する 時間をかけて信頼をとり戻す |
正位置
理不尽なことや納得いかない出来事に心を痛めているようです。
真のリーダーシップとは、自分の思い通りにさせることではありません。
何事もスムーズにいかなくて当たり前、くらいの気楽な気持ちで過ごしましょう。
逆位置
相手をダメだと決めつけてしまっていませんか。相手の良いところにスポットを当てるようにしましょう。
このままではトラブルが長期化しそうです。別のアプローチを考えて。
細々とした作業に追われ、やりたいことに手を付けられていないようです。まずはタスク整理をしてみましょう。
いかがでしたか?分かりやすく簡潔にご紹介いたしました。
次回は、ワンドの6をご紹介いたします。
ぜひご覧ください!
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