タロットの絵柄の解釈とリーディングポイントを分かりやすく解説していきます。
今回は、 ペンタクルの8のカードです。
それではいってみましょう!
ストーリー
引用:Wikipedia(File:Pents08.jpg)
story
街がはるか向こうに見えています。男性がいるのは人里離れた静かな場所。工房でしょうか。仕上がったペンタクルが美しく飾られており、男性は黙々とペンタクルに装飾を施しています。
ストーリーの解釈
ペンタクルの8は、真面目さとスキルの熟練を示唆しています。努力を努力と思わず、圧倒的な作業量でスキルを向上させることによって、自然と周りが一人前と認めてくれるようになります。男性が街から離れたところで作業しているのは、誘惑に惑わされることなく、それだけ自己研鑽に注力しているというメッセージです。
ちなみに、ペンタクルの8は、ペンタクルの3と親和性のあるカードです。ペンタクルの3では、天井付近に枠組みだけのペンタクルが描かれていますが、ペンタクルの装飾部分を製作できるほどに熟練した職人へと成長したようです。
ぜひ、ペンタクルの3をチェックしてみてくださいね!
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THREE OF PENTACLES(ペンタクルの3)【タロットの意味】
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キーワード
自己研鑽、才能、自分磨き
リーディング例
早見表
正位置 | 逆位置 | |
恋愛・結婚 | 真剣な付き合い 一途な恋 ささやかでも幸せな結婚生活 |
何年も付き合う 家族のような存在 マンネリで刺激が欲しくなる |
仕事 | 職人気質 指示されたことを完璧にこなす 新たな資格に挑戦する |
人に教えるのが苦手 基礎をすっ飛ばす 途中で諦める |
お金 | 得意分野でお金を稼ぐ 商品がたくさん売れる 予想以上の報酬を得る |
多趣味でお金を使う 閑散期で収入が減る |
対人関係 | 賛同してくれる仲間が増える 共通の目的で繋がる 深い絆で繋がる関係 |
人に会うのが億劫 一人でいる方が楽 マウントをとる |
正位置
周囲にスキルが認められ、一目置かれる存在となりそうです。
好きなことに熱中して、他には意識が向かないでしょう。
撒いた種が芽を出しました。これから少しずつでいいので大事に育てていきましょう。
逆位置
手抜きやごまかしは通用しません。
初心に戻って。目的を見失わないように。
マンネリになってしまっています。少し気分を変えてみるのも良いでしょう。
いかがでしたか?分かりやすく簡潔にご紹介いたしました。
次回は小アルカナカード、ペンタクルの9をご紹介いたします。
ぜひご覧ください!
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