四緑木星は、後天定位盤の南東60度に座する星。季節は「初夏」、色は「新緑色」、ナンバーは「3」と「8」、時間は「7時〜11時」、巽宮（ソンキュウ）といって木の性質を持つ星です。
瑞々しい新緑の中にいるようなフレッシュさと、どこか落ち着きのある温厚な人です。
四緑木星の持つ性質
穏やかでのんびりとした癒し系
柔らかい雰囲気と品のあるユーモアセンスをもち、九星一のコミュニケーション能力で誰からも好かれる人です。
愛嬌があり懐に入るのがうまいので、特に目上や上司の人に可愛がられるでしょう。
思いやりのある博愛主義者ですので、争い事を嫌い、相手の気持ちを汲み取りながら、優しく人と接することができるため、関係を持っているものです。
本人は何気なく接しているつもりでも、意外な人から厚い信頼を寄せられます。
人に合わせ過ぎてしまうところがあるためストレスが溜まりやすく、体調面で不調が現れたり、溜め込んだストレスが一気に爆発してしまうことがあります。メンタルに問題を抱えやすいので注意が必要です。
お家が一番の家庭人
内弁慶タイプなので、外では気を張っている分、一番安らげる場所は我が家。全てをさらけ出すことができる家族に対してはわがままな一面も。
四緑木星の男性は、男女関係なく仲良くなるので異性の友達も少なくないでしょう。モテますので、友達の紹介などで知り合い、意気投合してそのまま恋人に発展するタイプが多いです。
女性も愛嬌があり誰からもモテるタイプが多いでしょう。特に女性の場合は、癒しの雰囲気を持っていますので、癒し系が好みの男性から好まれます。また、結婚後は、暖かく包み込むような愛で家庭を守る優しい妻や母となります。
なお、家業を継いだり、家族経営をする縁があります。家族経営をしていない人でも、家族や親族間で助け合ったりと血縁者との縁が深いので、時には煩わしく思うこともあるかもしれません。家族や親族とうまく付き合うための距離感を身につけると吉です。
優れたバランス能力の持ち主
四緑木星の柔軟な思考は仕事面でとても重宝します。状況の変化に柔軟に対応し、常に最適解を見つけながら目的を達成することができる人です。
世話好きなので人と人との縁を結んだり、自ら連結ピンのような役割で調整役をこなすことができるのは、まさにバランス感覚に優れた四緑木星ならではの能力でもあります。
四緑木星の運勢
早熟型
四緑木星の運気は早熟型です。
20代、30代で人生の花が咲き、勢いを増します。若いうちから周りが遊んでいる時にひっそりを闘志を燃やし、頑張る努力家でもあります。中年期以降の精神的なゆとり確保のためにも、若いころの運気に勢いがある時にアクセルを踏むことをおすすめします。
なお、早熟運ではあるものの、いつも順風満帆とはいきませんので、運気の浮き沈みを楽しもうというくらいの気持ちで、しなやかに生きていくと良いでしょう。また、四緑木星はそのように生きていくことができる星なのです。
真面目で優しいのですが、実は頑固なところがあり、負けず嫌いで、それが原動力でもあります。ただし、負けず嫌いなところは表には出しません。
八方美人を控えて吉
人に迎合するあまり、本当の自分は何なのかと考え込んでしまうことがあります。そして、自信をなくし不必要な取り越し苦労をしてしまうことも。
嫌われたらどうしよう・・・。あんな風に思わせたら申し訳ないな・・・と勝手に心配して、せっかくのチャンスを逃がさないよう注意。
優しさが過ぎて八方美人になると、自分がどんどんなくなっていくような感覚に陥りますので、万人から好かれようとしないことで運が開けていきます。
そうすることで自分自身のメンタルを健やかに保つことができるでしょう。
四緑木星の相性
落ち込んだときは一白水星にアドバイスを求めてみましょう。あなたの背中を押してくれるような存在です。
また、九紫火星の情熱的なところは四緑木星にない要素ですので、いい意味で刺激を与えてくれる存在です。
なお、六白金星、七赤金星は厳しい人ですが、心に刺さる言葉を投げかけてくれることがあります。
二黒土星、五黄土星、八白土星とはお互いの距離感を保つことが大切です。ちょうど良い距離感でお互い干渉せずにいることで良い関係を保ってください。
同じ四緑木星は可もなく不可もなくといったところです。
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