タロットの絵柄の解釈とリーディングポイントを分かりやすく解説していきます。
今回は、11番 JUSTICE(正義)のカードです。
それではいってみましょう!
ストーリー
引用:Wikipedia(File:RWS Tarot 11 Justice.jpg)
story
真紅のベールが掛かった二本の柱の間に女神が鎮座しています。左手には天秤持ち、正義の剣を掲げる女神。女神は、天秤によって公正なジャッジをし、剣によって裁きをおこないます。ここでは全ての物事が厳格なルールに則ってジャッジされるのです。
ストーリーの解釈
剣と天秤を持つ女神はギリシャ神話に登場する女神テミスをモチーフにしています。女神の目はしっかりと見開いていて、世の人々を明察しています。正しい行いをしていれば女神は見守ってくれますが、道理を外そうものならば、テミスは厳正に裁きます。
そして、女神テミスとは、私たち一人ひとりの良心なのです。自分の良心に背くことのないよう真っ直ぐに生きることの大切さを正義のカードは教えてくれています。
キーワード
客観視、正しさ、決断、良心、内なる自分
リーディング例
早見表
正位置 | 逆位置 | |
恋愛・結婚 | 冷静に相手を見極める お互いを尊重し合う関係 愛情を感じる |
不倫や浮気など人に言えない関係 二股をかける 理想が高い |
仕事 | 計画・立案が順調に進む 自分の思う方向に進む 責任感のある行動 |
ワーカホリック 不誠実な態度 適当にこなす |
お金 | きっちりお金の管理をする 正当な対価を得る 目的のために節約する |
借りたお金をうやむやにする 人を騙してお金を稼ぐ 散財してストレスを発散する |
対人関係 | 人の相談に乗る 人の手助けになる 仲間に恵まれる |
利己的な考え方 裏切り行為 自分を大きく見せる |
正位置
自分が思い描く未来に向かいましょう。
大丈夫、決断は正しいです。
自分の内面に磨きをかけましょう。
逆位置
自分の正義を押し付けすぎてはいけません。
相手にも相手なりの主張があります。
偏った考え方になりがちです。視野を広げてみて。
いかがでしたか?分かりやすく簡潔にご紹介いたしました。
次回は、12番 THE HUNGED MAN(吊るされた男)のカードをご紹介いたします。
ぜひご覧くださいね!