タロットの絵柄の解釈とリーディングポイントを分かりやすく解説していきます。
今回は、 ソードの2のカードです。
それではいってみましょう!
ストーリー
引用:Wikipedia(File:Swords02.jpg)
story
三日月が浮かぶ夜空。向こう側には穏やかな海が広がっています。しかし大自然の中ではなく、きちんと舗装された場所にいるようですね。白いドレスに身を包み、目隠しをした女性が二本のソードを胸の前で大きくクロスさせて構えています。
ストーリーの解釈
「2」という数字から陰と陽二つの事柄のバランスや協調性がリーディングポイントの一つとなります。
数字の「2」の意味を踏まえたうえで、ソードの2を読んでいきますと、目隠しをした女性は、心の目で何かを見ようとしている、あるいは、心を無にしていると読み取ることができます。また、胸の前で大きくクロスしたソードは、簡単には相手に心を開かない、あるいは、二つの気持ちを両立させているとなります。
周りの状況を繊細に感じ取り、うまくやり抜くためにどうすればいいか、思考を目一杯働かせていると解釈することができるでしょう。
また、三日月は女性性を表していますので、ソードの2は、物事のバランスを取りながらうまくこなしてゆくという女性的な考え方を意味しているとも言えます。
ソードの2は女教皇のカードと似たような示唆をしています。ぜひ女教皇の解説も見てみてくださいね。
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THE HIGH PRIESTESS(女教皇)【タロットの意味】
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キーワード
本質、バランス、頭で考える、うまくやる
リーディング例
早見表
正位置 | 逆位置 | |
恋愛・結婚 | 結婚についてよく考える 信頼できる人なのか様子をみる 頭で考えてしまう |
素直になれず後悔する 諦めがつく 相手の条件ばかり気になる |
仕事 | うまく物事を進める 本質を捉える 板挟みに合う |
計画の猶予をもらう 決断できない その決断は正しかったのか後で苦しむ |
お金 | 貯蓄と投資のバランス へそくりを貯める 買う商品を吟味する |
赤字になる 少し貯めてはすぐ使ってしまう 貢ぐ |
対人関係 | 程よい距離感を保つ 采配を振る立場 どちらの味方でもない |
不誠実な態度 相手のプライベートに首を突っ込む 偏った考え方 |
正位置
すぐに答えを出す必要はありません。状況をよくみて様子見としましょう。
こちらが折れてみるのも得策かも知れません。
完璧にやることよりもうまくやることに注力して。
逆位置
今までのバランスが変化しそうです。状況の変化に気をつけましょう。
関係の構築には時間と段階が必要です。
緊張の糸が一気に解けそう。今まで気を張っていた分少し休みましょう。
いかがでしたか?分かりやすく簡潔にご紹介いたしました。
次回は小アルカナカード、ソードの3をご紹介いたします。
ぜひご覧ください!
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