タロットの絵柄の解釈とリーディングポイントを分かりやすく解説していきます。
今回は、 ワンドの8のカードです。
それではいってみましょう!
ストーリー
引用:Wikipedia(File:Wands08.jpg)
story
後方には大きな河が流れており、丘の上には何やら立派な建物が建っています。のどかな風景を眺めていたら、目の前を8本のコン棒が同じ方向に向かって飛んできました。この予期せぬ出来事を、チャンスと捉えるのかピンチと捉えるのか、全ては自分の心が決めるのです。
ストーリーの解釈
8本のコン棒(ワンド)が目の前を飛んできました。人物は描かれていません。ワンドの8は、自分の力ではどうすることもできない予期せぬ出来事を表しています。だからといって、ただ指を加えて見過ごすなんてもったいない。今、目の前に起きていることを注視、分析し、柔軟な発想、思い切った決断、迅速な行動によって縁を手繰り寄せるのです。
キーワード
急展開、行動、能動的
リーディング例
早見表
正位置 | 逆位置 | |
恋愛・結婚 | 運命的な出会い 長年付き合った人とは別の人と結婚する 友達から恋人に発展する |
出会いがない 恋愛より他のことに没頭している 結婚に踏み切れない |
仕事 | 能動的に動く 成約の確度が高い 急に仕事が舞い込む |
仕事が遅延する 望ましくない出来事 業績が悪化する |
お金 | 思わぬ臨時収入を得る 先行投資をする お金を使って経済を回す |
怪しい儲け話が舞い込む 一獲千金を狙って失敗する 細かい出費がかさむ |
対人関係 | 一人で決めて実行する フットワークが軽い サポートしてくれる人が現れる |
自分が一番偉いとあぐらをかく コミュニティを去る 価値観の合わない人に悩まされる |
正位置
流れに乗っています。大成功のチャンスが訪れるでしょう。
あれこれと頭で考えすぎず、直感を信じて進んでみましょう。
目まぐるしく状況が変化しそうです。変化を受け入れて。
逆位置
このままでいいやと諦めかけていませんか。停滞は衰退の始まりです。
受動的になっています。自分の人生は自分で切り開くのです。
これはできないと決めつけずに臨機応変な対応を心がけて。チャンスはそこから生まれます。
いかがでしたか?分かりやすく簡潔にご紹介いたしました。
次回は、ワンドの9をご紹介いたします。
ぜひご覧ください!
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